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食物繊維
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甲殻類

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甲殻類
Crabmuss 600.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 甲殻亜門 Crustacea

甲殻類(こうかくるい)とは節足動物甲殻亜門に属する動物の総称。分類学的には甲殻亜門(Crustacea)と呼ばれる。

エビカニオキアミフジツボミジンコなどを含む非常に大きなグループで、深海から海岸、河川、湿地まで、あらゆる水環境に分布するが、主として海に多くの分類群がある。また、ワラジムシ類は陸上の生活に完全に適応している。

目次

編集 特徴

なお、甲殻類には固着性寄生性のものも多く、それらのものでは足や体節が失われていたり、極端な場合は節足動物とさえ見えない姿のものがある。 体の大きさはヒメヤドリエビが全長0.09 mmから、タカアシガニの足を広げて3mまでの広い範囲にわたる。

編集 生息環境など

甲殻類の生息環境は海を中心としている。鰓脚綱のものは、大部分が陸水産であるが、それ以外の類はほとんどが海産である。海中に於いてはプランクトン性のものから、底性、潜行性とさまざまなものが、極地や深海の熱泉を含むあらゆる環境に生息している。陸上であれだけ優勢な昆虫が海産種をほとんど持たない理由として、往々に甲殻類が多くのニッチを占めていることが揚げられる。

淡水には、鰓脚綱やエビカニなど、分類群は限られるが、多くの種があり、河川や湖、池から小さな水路、あるいは地下水にまでさまざまな場所に生息する種がある。海から切り離されて淡水となった湖には、海産の群の特殊なものが出現する場合があり、海跡動物と言われる。

陸に生息するものは更に種類が少なく、カニ類、ヤドカリ類と等脚類(ワラジムシ・ヒメフナムシ・ダンゴムシ)、端脚類(ヨコエビ)、それにケンミジンコ類とカイミジンコ類などの少数の種が知られている。土壌生物として繁栄しており、一般に土壌中のバイオマスとしては上位を占め、しばしば優占する要出典

エビやカニに他の動物と共生生活をするものが知られている。カニ、ヤドカリとイソギンチャクハゼテッポウエビなどが有名である。

編集 生態

食性は肉食のものから草食、デトリタス食、寄生性まで多岐にわたる。

体に保育のうなどを持ち、卵が孵化(ふか)するまでここで保護するものが多い。孵化後もしばらく親が保護する習性を持つものが、等脚類などに知られている。さらに、カリブ海では真社会性テッポウエビが発見されている(以上、朝倉(2003)等から)。

編集 歴史

古生代カンブリア紀から知られており、以降多くの化石種が知られている。バージェス動物群カナダスピスが軟甲類であるとの説もあったが、異論もある。現行の分類群では顎脚綱と貝虫類の化石がカンブリア紀まで遡る。カイムシ亜綱のものは殻が微化石としてよく出るので研究もよく行われ、現在知られている種数が、現生種より化石種の方が多いほどである。

編集 分類

大塚・駒井 (2008)[1]による。誤植はBioLib(外部リンク参照)と照合して修正した。

編集 鰓脚綱 Branchiopoda

編集 ムカデエビ綱 Remipedia

編集 カシラエビ綱 Cephalocarida

編集 顎脚綱(がくきゃくこう) Maxillopoda

フジツボ亜目 (Lepas anserifera)
チョウ目 (Argulus sp.)
ヒゲエビ目 (Ctenocheilocaris sp.)

編集 軟甲綱 Malacostraca

クマ目 (Diastylis rathkei)
タナイス目 (Tanaisus lilljeborgi)
端脚目 (Leucothoe incisa)
十脚目 (Liocarcinus marmoreus)

舌形亜綱は、その特殊性から独立門として扱われたこともあったが、近年の分子系統学の研究から、鰓尾亜綱に近縁で顎脚綱の一員であるとする分類が一般的になっており(宮崎 2008[2]、上島 2008[3])、ここでもそれに従った。

ウィキメディア・コモンズ

編集 参考文献

  1. ^ 大塚攻・駒井智幸 「甲殻亜門分類表」 『節足動物の多様性と系統』 石川良輔編、岩槻邦男・馬渡峻輔監修、裳華房、2008年、421-422頁
  2. ^ 宮崎勝己 「節足動物全体の分類体系・系統の現状」 『節足動物の多様性と系統』 石川良輔編、岩槻邦男・馬渡峻輔監修、裳華房、2008年、15-16頁
  3. ^ 上島励 「節足動物の分子系統学、最近の展開」 『節足動物の多様性と系統』 石川良輔編、岩槻邦男・馬渡峻輔監修、裳華房、2008年、30-48頁

編集 関連項目

編集 外部リンク